ボイトレ教室に通った場合
どんなレッスンから始まるのか?
興味がある人も多いと思います。
ここでは、
僕が実際に通った「シアーミュージック」という音楽教室で体験した、
初心者時代のレッスン内容を紹介して行きます。
後述もしますが、僕は、
学校時代の音楽の授業も口パクで過ごしたほどの、
歌の経験が全く無い状態から始めました。
なので、
優秀な人ならもっと早くに、
次のレッスン内容へ移るケースもあると思います。
一応、
通い始めて半年間に受けたレッスン内容と、
先生から受けたアドバイスを中心に記事にしました。
ボイトレ教室って、
初心者に、どんなレッスンをするの?
と興味がある方の参考になれば嬉しいです。
ボイトレ初心者レッスン内容
僕がどんなレベルで通い始めたか?を紹介しておきます
僕は、
全くといって良いほど、
歌の経験がありませんでした。
学校の音楽の授業でも、
歌っているふりでしのいでいました。
ボイトレに通っている人って、
歌の経験がある程度あって、
更に上を目指してレッスンを受ける・・・
そんなイメージを持ちながら通い始めました
全く経験の無い僕の場合は、
どんなレッスンから始まるのか?
ちょっと怖さも有りましたが、
興味を持って通い始めました。
まず最初は、早口言葉の練習から
まず最初に受けたのは、
早口言葉の練習です。
ボイトレなのに
早口言葉をやるなんて?
ちょっと疑問に思いましたが、
早口言葉を練習するその理由を聞いて、
納得しました。
早口言葉を練習する理由とは?
先生に、
なぜ、早口言葉を練習しなければいけないのか?
質問してみると、
発音の悪いまま歌うと、
歌詞が聞き取れない歌になってしまうからだと、
教えられました。
ボイトレって
音程の練習ばかりをすると思っていたので、
予想もしていないレッスンから始まったので、
意外に思いました。
歌にとって、
歌詞ってとても大事だと先生に言われました。
毎回のレッスンは、
まず、早口言葉の練習をしてから次のレッスンに入っていきます。
アメンボの歌
早口言葉を終えると、
次は、
「アメンボあかいなあいうえお」
というアメンボの歌を練習します。
知らない人の為に、
動画を貼っておきます。
歌と言うより、
ラップみたいですよね。
これも先生曰く、
発音を良くする練習の一環との事です。
ピアノに合わせて発声練習
早口言葉と、
アメンボの歌が終わったら、
先生が弾く、
ピアノに合わせての発声練習に入ります。
先生が鍵盤のひとつを押し、
その音程で「あー」と発声します。
僕は、
なかなか音が合わずに怒られてばかり・・・
初めのうちは、
音程が取れず、
探り探りで発声するのですが、
「音が合ってないよ!」
と先生に指摘されて、結構へこんでいました。
オクターブ練習
続いて、
オクターブ練習と言って、
1オクターブを移動して発生する練習をします。
低い音から
高い音へと発声します
「ドレミファソラシド」を「あ」で発声していくレッスンです。
和音の音をひとつづつ発声
和音を構成する音を、
ひとつづつ発声していく練習もします。
どういう事かと言うと、
例えば、ドミソでCメジャーの和音(コード)ならば
ドを発声し
ミを発声し
ソを発声と
個別に音を取りながら
発声するトレーニングをして行きます
この頃を詳しく書いた記事、
→ボイトレ1ケ月目!1カ月でどんな効果が?
こちらも参考にして下さい。
裏声の練習
ここまでのレッスンが、
ある程度クリアして行くと、
裏声(ファルセット)を出す練習に入ります。
初心者には、
かなりハードルが高い練習と思います。
裏声を使いこなせれば、
歌唱力のレベルは一気に上がりますよね。
裏声を出しやすくする、ミッキーマウスのものまね?
僕の先生が提案してくれた、
裏声を出しやすくする練習が、
ミッキーマウスの声を真似る練習でした。
裏声レッスンの詳しい内容は、
→ボイトレ3カ月目!裏声の練習が始まりました!
も、参考にして下さい。
裏声が細く、
声量が足りない状態から、
太く声量が足りる状態へと、
先生が指導してくれます。
ミックスボイスも出せる様に、
繰り返しトレーニングしていきます。
ミックスボイスって何?という方へ、
Official髭男dismの藤原聡さんの様な、
裏声と通常の発声がミックスされている歌い方の事です。
先生は、
生徒それぞれの問題点を、
個別に指導してくれるので、
自己流ではたどり着けないレベルへと導いてくれていると感じます。
腹式呼吸で発声練習
これが一番重要なレッスンです!
正しい音程で歌ったとしても、
喉で歌っている場合、
音程が合っていないように聞こえる場合もあります。
そこで
腹式呼吸で歌う事がとても重要になります。
腹式呼吸で歌うメリットは、
声量が上がり、音程も安定して、
聞く人に聞きやすい歌い方が出来るという事です。
腹式呼吸で歌ったなら、
歌が上手い人にレベルアップします!
腹式呼吸で歌う事は、難しい
ただし、
腹式呼吸で常に歌えるようになるのは、難しい事だと感じています。
僕の場合は特に、時間が掛かっています。
すぐにマスター出来る人もいるかと思いますが・・・
YouTubeなどで、
アマチュアバンドの演奏を聴くと、
腹式呼吸じゃないボーカルが大半で、
もったいないなぁ・・・
と僕は感じています。
未だに完ぺきではありません
この腹式呼吸で発声するという、
課題ですが、
この記事に追記している現在、
ボイトレを受けてから20カ月が過ぎていますが、
未だに完ぺきに出来ていません。
僕の場合は、
まだまだレッスンが必要だと感じています。
初心者のボイトレ内容まとめ
ここまでを、
簡単にまとめてみます。
まずは、
早口言葉とアメンボの歌で、
正しい発音を練習し、
次に、
ピアノに合わせて発声練習をして行き、
音程を安定させて、
ミックスボイスが出せるように、
裏声を習得し、
一番重要な、
腹式呼吸での発声を身につけて行くというレッスンを繰り返していきます。
お金を払ってでも、良かったと感じる事
僕の場合は、
ボイトレ教室に、料金を払ってレッスンを受けています。
しかし、
これらのレッスンを、
自分で行おうとするために、
検索してこのページを訪れてくれた人もいると思います。
ただ、
自分が強く感じるのは、
本当に課題が出来ているのか?
それを、
自分で判断するのって難しい事だと思うのです。
確かに、
自分で行うボイトレを録音して聞き返せば、
ある程度の判断が出来ると思います。
しかし、その場合は、
自分で判断する事になります。
それって自己流、自己満足で終わってしまう可能性が強いと思うのです。
自分がどれほどのレベルなのか?
それによって上達具合は変わってしまいます。
僕は、
お金を払ってでも、
自分が上達しているのか?
それを先生に判断してもらえるのが、
確実だし、客観的だし、
とても心強く思っています。
皆さんはどう思うでしょうか?
以上、
「ボイトレ初心者レッスン内容まとめ」のまとめでした。